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    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)


    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)は、西日本鉄道が福岡市中央区天神1丁目に新設する地上19階、地下4階、高さ約97m、延べ面積約147,000㎡の大規模複合ビルです。 オフィス、商業施設、ホテル、カンファレンスなどで構成します。 設計は鹿島建設、施工は鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設JV。 2024年12月末に竣工する予定です。

    西日本鉄道は2024年10月16日、本ビルが2025年4月24日に開業すると発表しました。 また、地下2階~地上5階の商業施設(約120店舗)の店舗の一部を明らかにするとともに、5階に開設する食堂の名称を「天神福食堂」に決めたと発表しています。 今までに明らかになった店舗は以下の通りです。

    05階:天神福食堂
    04階:蔦屋書店/スノーピーク
    03階:CHANEL/SPIRAL GARDEN/中川政七商店
    02階:CHANEL/NIKE/Maison Kitsuné/Café Kitsuné
    01階:CHANEL/THE CONTINENTAL ROYAL&Goh
    B1階:iiTo TENJIN(フードホール、6店舗)/天神のれん街(7店舗)
    B2階:b!olala(ビオラ♪ラ♪)/タリーズコーヒー




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    2024年9月1日撮影。北西側より。 西日本鉄道は2024年4月19日、「福ビル街区建替プロジェクト」の正式名称を「ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)」に決定したと発表しました。 略称は「ワンビル」です。 また、ホテル名は「ONE FUKUOKA HOTEL(ワン・フクオカ・ホテル)」、カンファレンス名は「ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL(ワン・フクオカ・カンファレンス・ホール)」に決まっています。



    完成イメージ

    ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)

    [以下2枚、2024年4月23日付ニュースリリース(PDF)より引用]

    2021年4月に「DBJ Green Building 認証」のプラン認証最高位ランクを取得、2022年6月に「LEED GOLDR」予備認証を取得、2022年11月にZEB認証を取得しています。

    国土交通省は2022年1月14日、国土交通大臣が天神一丁目11番街区建替プロジェクトを優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられます。 プレスリリースは→こちら



    概要図

    ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)

    地下2階~地上5階にショップ&レストラン(5階は食堂)、6~7階にスカイロビー、ラウンジ(6階)、カンファレンス(6階)、バンケット(6階)、イノベーションキャンパス(7階)、8~17階にオフィス、18~19階にホテルを設けます。



    概要

    名 称ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング) 略称:ワンビル
    計画名(仮称)新福岡ビル/福ビル街区建替プロジェクト
    天神一丁目11番街区建替プロジェクト
    (仮称)天神1丁目11番街区開発プロジェクト
    所在地福岡市中央区天神1丁目111番ほか(地番)/福岡市中央区天神1丁目11番1号(住居表示)
    最寄駅地下鉄空港線「天神」駅、西日本鉄道「西鉄福岡(天神)」駅、地下鉄七隅線「南天神」駅
    建築主西日本鉄道株式会社
    設計監理基本設計・監修:株式会社日建設計
    実施設計・監理:鹿島建設株式会社
    施 工鹿島・安藤ハザマ・松本組・西鉄建設 特定建設工事共同企業体
    用 途オフィス、商業、ホテル(41室)、カンファレンス
    敷地面積8,605.16㎡
    建築面積7,600㎡
    延床面積147,000㎡
    構 造鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
    階 数地上19階、地下4階、塔屋1階
    高 さ約97m
    着 工2021年12月(起工式:2021年12月22日)
    竣 工2024年12月末予定
    開 業2025年4月24日予定
    備 考 [外装デザイン] Kohn Pedersen Fox Associates(KPF)
    ※スカイロビー、オフィス共用部、1階共用部の内装デザインも担当
    [商業内装デザイン] 株式会社乃村工藝社
    [ホテル内装デザイン] 中村拓志&NAP建築設計事務所

    2019年5月…………………福岡ビル解体着手
    2020年4月以降……………天神コアビル、天神第一名店ビル解体着手

    ◆西日本鉄道2024年10月16日付ニュースリリース(開業日発表)は→こちら
    ◆西日本鉄道2024年10月16日付ニュースリリース(食堂名発表)は→こちら

    最終更新日:2024年10月16日



    地図

    ワンビルは下記ビルの跡地に誕生します。

    福岡ビル……………地上11階、地下3階、延べ42,980㎡、オフィス・商業、1961年竣工
    天神コアビル………地上08階、地下3階、延べ23,892㎡、商業、1976年竣工
    天神第一名店ビル…地上10階、地下3階、延べ23,878㎡、商業、1976年竣工

    天神第一名店ビルに入っていた商業施設「天神ビブレ」は2020年2月11日、天神コアビルに入っていた商業施設「天神コア」は同3月31日に閉店しました。



    2024年9月1日撮影

    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    [地理院地図(国土地理院)をもとに作成]

    ①の地点よりスタートします。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ①の地点より見ています。最上部にネットがかかっていますが、外観はほぼ完成しています。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    その左手。渡辺通り。交通量の多い道路です。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    西側より。完成に向けて仕上げの段階です。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ②の地点に移動しました。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ②の地点より。 地下2階~地上4階はショップ&レストランとなります。 核テナントとして、「CHANEL(シャネル)」が出店します。 「CHANEL福岡天神ブティック」の名称で1~3階に展開。 売場面積は約1,160㎡を予定しています。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    その右手。建設地西側。渡辺通り。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    左手。建設地北側。明治通り。こちらに進みます。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    5階には天神ワーカー向けの食堂を開設。 福岡市内でイタリアンレストラン「Ringrazie」を運営する(株)リングラッツェとタッグを組んで運営します。 エリア最大級となる約200席を設ける予定です。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    6~7階には天神交差点を一望する九州最大のスカイロビーを設けるほか、オフィスエントランス、ラウンジ、コワーキングスペース、カンファレンス、カフェなどを配置する計画です。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ③の地点に移動しました。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ③の地点より。 6階に展開する「ONE FUKUOKA CONFERENCE HALL」は、シアター形式で最大440名収容できるホール、最大230名収容できる会議室(3室)、ホワイエで構成します。 公式サイトは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    その右手。建設地北側。明治通り。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    左手。建設地東側。左は「天神ビジネスセンター」です。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    その左手。「天神ビジネスセンター」は地上19階、地下2階、高さ89.525m、延べ面積61,100㎡。2021年9月30日に竣工しています。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    本題のワンビルを北東側より見上げました。 7階にはイノベーションキャンパス「(仮称) CIC Fukuoka(シーアイシー フクオカ)」が開業。 プライベートオフィス(約140室/1~4名利用)、コワーキングスペース(約40席)、会議室(14室)、アメニティスペース(キッチン・カフェスペース、ゲームルームなど)で構成します。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    東側より。 8~17階は西日本最大級の基準階面積(約1,400坪)を有する貸室となります。 天井高3mの大規模無柱空間を提供します。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    西日本鉄道の本社オフィスは、9階の一部及び10階に入居します。面積は約7,000㎡。約700人が勤務します。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ④の地点に移動しました。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ④の地点より。 九電工の本社が13階及び14階の一部に移転入居します。面積は約7,000㎡。約900人が勤務します。2025年春に業務を開始する予定です。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    その右手。 右側に「メディアモール天神(MMT)」や「福岡市役所北別館」などがありました。 それらの跡地では「(仮称)天神ビジネスセンター2期計画」が進行中です。 事務所や店舗などで構成する地上18階、地下2階、高さ約88.2m、延べ面積約63,000㎡のビルが2026年6月に完成する予定です。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    左手。 左の「イムズ」跡地では「(仮称)天神1-7計画」が進行中です。 事務所、ホテル、店舗などで構成する地上21階、地下4階、高さ約91m、延べ面積約73,960㎡のビルが2026年12月に完成する予定です。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    西日本鉄道は2024年5月27日、「ONE FUKUOKA HOTEL」の運営会社として、西日本鉄道の100%出資子会社『株式会社Nishitetsu One Style』を設立したと発表しました。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    南側より。 ホテル施設として、1階にホテルエントランスやカフェ、6階にバンケット、18階に客室(26室)、大浴場・サウナ、ライブラリーラウンジ、19階に客室(15室)、レセプション、レストラン(オールデイダイニング、ルーフトップバー、鉄板焼き)を配置します。 18~19階に配置する41の客室は、全室バルコニー付きとし、一部に中庭を望む書斎付きの客室も用意します。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ⑤の地点に移動しました。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    ⑤の地点より見上げました。 西日本鉄道は2024年8月21日、「SPIRAL(スパイラル)」と協働し、さまざまなアート施策を展開すると発表しました。 アートを軸にショップ・カフェ・ギャラリーを備えた新しい複合ショップを展開します。 プレスリリースは→こちら




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    その右手。建設地南側。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)

    左手。建設地西側。渡辺通りです。




    ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)の予定建築物のお知らせ

    「ONE FUKUOKA BLDG.(ワンビル)」の予定建築物のお知らせ。前回撮影時と内容は同じです。2024年12月末に竣工し、2025年春に開業する予定です。


    《過去の写真はこちら》