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名鉄名古屋駅地区再開発事業
名古屋鉄道、日本生命、三井不動産、近畿日本鉄道の4社は、名鉄百貨店から日本生命笹島ビルまで南北に連なる6棟のビルの再開発を検討しています。 2026年度から解体を始め、2027年度にホテルや商業施設などが入る新しいビルの工事に着手する予定で、2030年代半ばの完成を目指しています。 (2024年11月時点)
完成イメージ(当初計画)
[以下2枚、名古屋鉄道2017年3月29日付ニュースリリースより引用]
当初は商業、オフィス、ホテル、住宅などで構成する地上30階、高さ160~180m、南北約400mの巨大複合ビルを計画。 2022年度に着工し、2027年度に完成する予定でしたが、コロナ禍により再検討していました。
配置図
名鉄名古屋駅を拡張し、名鉄バスセンターも高速路線バスの集約化を進め機能強化を図る予定でした。 名鉄名古屋駅の拡張についても再検討しています。
概要(当初計画)
計画名 | 名鉄名古屋駅地区再開発事業 |
---|---|
所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目など |
最寄駅 | 「名鉄名古屋」駅、「近鉄名古屋」駅、JR「名古屋」駅、地下鉄「名古屋」駅など |
建築主 | 名古屋鉄道、近畿日本鉄道など |
設 計 | ― |
施 工 | ― |
用 途 | 駅、商業施設、オフィス、ホテル、住宅(当初計画) |
敷地面積 | 約28,000㎡ |
建築面積 | ― |
延床面積 | ― |
構 造 | ― |
基礎工法 | ― |
階 数 | 地上30階(当初計画) |
高 さ | 160~180m(当初計画) |
着 工 | 2022年度(当初計画) |
竣 工 | 2027年度(当初計画) |
最終更新日:2024年11月29日
地図
名鉄ビル(名鉄百貨店本店)、名古屋近鉄ビル(近鉄パッセ)、名鉄バスターミナルビル(名鉄バスセンター、名鉄百貨店メンズ館、名鉄グランドホテル)、大手町建物名古屋駅前ビル(ヤマダ電機)、名鉄レジャックビル、日本生命笹島ビルを一体的に建て替える計画でした。
2017年6月撮影
2017年6月5日撮影。北から既存ビルを見ていきましょう。JR名古屋駅のすぐ南側に建つのが「名鉄百貨店本店本館」が入居する「名鉄ビル」です。
名鉄ビル(名鉄百貨店本店本館)。地上10階、地下2階。地下に「名鉄名古屋駅」があります。8~10階にあった「名鉄ホール」(963席)は2015年3月31日をもって営業を終了しています。
そのすぐ南側が「近鉄パッセ」が入居する「名古屋近鉄ビル」です。
名古屋近鉄ビル(近鉄パッセ)は地上10階、地下1階。地下に「近鉄名古屋駅」があります。
そのすぐ南側が「名鉄百貨店本店メンズ館」などが入居する「名鉄バスターミナルビル」です。
名鉄バスターミナルビル。地上18階、地下1階、高さ64.1m。地下1階~地上6階が「名鉄百貨店本店メンズ館」、7階~10階は名鉄本社及び名鉄バスを含むグループ会社の事務所、11階~18階は「名鉄グランドホテル」です。バス乗り場(名鉄バスセンター)は3階と4階にあります。
そのすぐ南側が「LABI名古屋」が入る「大手町建物名古屋駅前ビル」です。
大手町建物名古屋駅前ビル。地上11階、地下1階。地下1階から地上5階までがヤマダ電機「LABI名古屋」です。
左から大手町建物名古屋駅前ビル、名鉄バスターミナルビル、名古屋近鉄ビルです。
大手町建物名古屋駅前ビルの南側は「太閤通」です。計画中の巨大ビルは道路を跨ぎます。
太閤通の南側に「名鉄レジャックビル」や「日本生命笹島ビル」があります。
名鉄レジャックビル。地上8階、地下2階。
名鉄レジャックビルにはファーストフード店、居酒屋、インターネット喫茶、ボウリング場、カプセルホテルなどが入居。8階にはエイベックス・アーティストアカデミー名古屋校もあります。
その南側が「日本生命笹島ビル」です。
日本生命笹島ビル。地上17階、地下1階、高さ75m。1974年に竣工したこのビルも再開発で生まれ変わります。
その南側の「駿台予備学校名古屋校」は再開発対象外です。
その南側の「明南クリヤマビル」と「ワキタビル」も再開発対象外で、写真中央左の「名鉄バスセンター」は再開発に含まれています。