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    北4西3地区第一種市街地再開発事業


    平和不動産(東京都中央区)は2024年8月9日、同社がJR札幌駅前において、組合員および参加組合員として権利者とともに進めている「北4西3地区第一種市街地再開発事業」が、2024年7月25日付で札幌市長より権利変換計画の認可を受けたと発表しました。 同事業では、業務、商業、宿泊などで構成する地上32階、地下7階、高さ約165m、延べ面積約203,300㎡の超高層ビルを新設します。 参加組合員として平和不動産のほか、ヨドバシカメラやダイビルなどが参画。 特定業務代行者は鹿島建設。 2024年8月に工事に着手し、2028年7月に竣工する予定です。



    完成イメージ

    (仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    [平和不動産2024年8月9日付ニュースリリースより引用]

    当初計画では地上35階、地下6階、高さ約200m、延べ面積約210,200㎡でした。 建設費や人件費の高騰を受けて計画を見直しています。



    概要図

    (仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    事業計画書によると、左の北棟が地上10階、地下7階、高さ59.65m、右の南棟が地上32階、地下5階、高さ161.30mです。 地下に駐車場、低層階に商業、中高層階に業務施設を配置します。 7~8階の一部には宿泊滞在施設(約2,850㎡)も計画しています。 商業フロアにはヨドバシカメラなどが出店する見通しです。 多様な働き方やビジネス交流を支えるオフィスサポート機能の整備も計画しています。



    位置図

    (仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    札幌駅の目の前に出現します。 2019年度の準備組合設立、2021年度の都市計画決定を経て、2024年1月に本組合を設立していました。



    現地の様子

    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    2023年11月16日撮影。北東側より見た建設地。



    概要

    計画名北4西3地区第一種市街地再開発事業
    所在地北海道札幌市中央区北4条西3丁目
    最寄駅JR「札幌」駅、地下鉄「さっぽろ」駅
    建築主札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合
    設 計鹿島建設株式会社
    施 工
    地区面積約1.7ha
    敷地面積約1.1ha
    延床面積約203,300㎡
    用 途業務、商業、宿泊、駐車場等
    階 数地上32階、地下7階
    高 さ約165m
    棟 名北棟南棟
    敷地面積約5,330㎡約5,330㎡
    建築面積約5,060㎡約4,980㎡
    延床面積約75,380㎡約127,910㎡
    構 造
    階 数地上10階、地下7階地上32階、地下5階
    高 さ北棟:約60m(※59.65m)約165m(※161.30m)
    着 工2025年3月予定(解体着手:2024年8月予定)
    竣 工2028年7月予定
    備 考 ◆北棟と南棟の詳細は事業計画書より
    ◆参加組合員:ヨドバシカメラ、平和不動産、ダイビル
    ◆特定業務代行者:鹿島建設
    ◆平和不動産2024年8月9日付ニュースリリースは→こちら
    ◆ダイビル2024年1月29日付ニュースリリースは→こちら
    ◆札幌市HPは→こちら

    最終更新日:2024年8月11日



    地図

    JR「札幌駅」や地下鉄「さっぽろ駅」とは地下で直結する予定です。



    2023年11月撮影

    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    2023年11月16日撮影。 JRタワー展望室「T38」より見た建設地です。赤色部分です。




    2022年9月撮影

    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    2022年9月25-26日撮影。再開発のため2023年夏に閉店する商業施設「札幌エスタ」。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    その反対側。こちらが本計画の建設地です。まだ建物が立地しています。左が「北海道建設会館」、右が「交洋駅前ビル」と「札幌駅前合同ビル」です。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    その左手。建設地東側になります。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    右手。建設地北側。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    その右手。JR札幌駅です。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    北西側から見た建設地。中央が「札幌駅前合同ビル」、その左が「交洋駅前ビル」、右が「成友ビル」と「aune札幌駅前ビル」です。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    西側から見た建設地。 手前の札幌駅前通の地下に地下鉄南北線さっぽろ駅があります。 駅改良事業が計画されており、現行ホームの東側にホームが増設され、島式から相対式ホームになる予定です。 駅改良事業と本事業が一体的に進められ、札幌駅周辺の交通利便性と回遊性の向上が図られます。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    南西側から見た建設地。新ビルの低層部には「ヨドバシ」の店舗と「東急百貨店」が移転入居するもようです。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    接近しました。このあたりには「西武百貨店札幌店」(2009年9月30日閉館)がありました。跡地をヨドバシHDが保有しています。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    その左手。札幌駅前通、札幌駅方面。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    右手。建設地南側。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    南側から見た建設地。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    南東側から見た建設地。こちら側には「北海道建設会館」があります。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    その左手。建設地南側。




    札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業

    右手。建設地東側、札幌駅方面。2028年度の竣工を目指しています。