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丸の内二重橋ビルディング
丸の内二重橋ビルディングは、三菱地所、東京商工会議所、東京會舘が東京都千代田区丸の内3丁目に新設した地上30階、地下4階、高さ140m(最高150m)、延べ面積約17万4054㎡の超高層ビルです。 富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビルの跡地を一体的に開発しました。 設計は三菱地所設計、施工は大成建設。 2018年10月15日に竣工し、11月8日に商業ゾーン「二重橋スクエア」が開業。 11月21日に竣工式が執り行われました。
2018年10月7日撮影
概要図
◆オフィス
1フロア約900坪の無柱空間を持つオフィスです。
21階にはサービス機能付小規模オフィス「The Premier Floor MARUNOUCHI NIJUBASHI BUILDING」を設置。
オフィスは三菱地所と東京會舘の共同所有となります。
◆東京商工会議所(地上1・5~6階)
日比谷通りと馬場先通りに面した1階にエントランスを設置。
5階の貸会議室エリアには国際会議に対応できる東商グランドホール(500席)や貸会議室(全8室)を設けています。
新オフィスは2018年11月26日に業務を開始し、ホール・会議室は2019年1月8日より営業を始めます。
◆東京會舘(地下1階と地上1~4・7階)
地区最大級の最大2,000名規模の宴席に対応する大バンケット「ローズルーム」をはじめ、バンケットルーム13室、チャペルや神殿、レストラン8店舗を有し、正面玄関には大型バスも受け入れ可能な車寄せを新設しています。
開場は2019年1月8日です。
◆DMO東京丸の内(地上6階)
都心型MICEの誘致促進を目的に、MICE施設やユニークベニュー施設を所有・運営する20団体で結成した組織「DMO 東京丸の内」が拠点を構えます。
◆日本外国特派員協会(プレスクラブ)(地上 5・6階)
海外メディアが日本から世界に情報を発信する、5代目となる拠点です。
◆二重橋スクエア(地下1階~地上2階)
日本初出店や新業態の店舗を含む25店舗が出店した店舗面積約2,700㎡の商業ゾーンです。
地下1階に飲食12店舗とサービス1店舗、1階に飲食3店舗と物販7店舗、2階に飲食2店舗を設けています。
2018年11月8日に開業しました。
概要
名 称 | 丸の内二重橋ビルディング |
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計画名 | (仮称)丸の内3-2計画 新築工事 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 |
最寄駅 | 東京メトロ千代田線「二重橋前」駅 直結、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅 直結 東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線「日比谷」駅 直結 |
事業者 | 三菱地所株式会社、東京商工会議所、株式会社東京會舘 |
設計監理 | 株式会社三菱地所設計 日建設計コンストラクション・マネジメント株式会社(東京會舘専有部) |
施 工 | 大成建設株式会社 |
用 途 | 事務所、会議場、バンケット、店舗、駐車場等 |
敷地面積 | 9,935.02㎡ |
建築面積 | 8,355.06㎡ |
延床面積 | 174,054.18㎡ |
構 造 | 地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 直接基礎 |
階 数 | 地上30階、地下4階、塔屋2階 |
高 さ | 140m(最高150m) ※近代建築では最高高さ149.99m、軒高138.61m |
着 工 | 2015年11月16日 |
竣 工 | 2018年10月15日 |
開 業 |
2018年11月08日:二重橋スクエア(商業ゾーン) 2018年11月26日:東京商工会議所オフィス 2019年01月08日:東京會舘、東京商工会議所ホール・会議室 |
備 考 |
・事務所貸付有効面積………約70,000㎡(約21,175坪) ・店舗貸付有効面積…………約2,700㎡(約813坪) ※地下1階~2階 ・駐車場………………………170台 ◆2018年11月21日付ニュースリリース(PDF)は→こちら |
最終更新日:2019年5月22日
地図
東京メトロ千代田線「二重橋前駅(丸の内)」、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」、東京メトロ日比谷線「日比谷駅」、都営三田線「日比谷駅」のコンコースと地下で直結します。
2018年10月撮影
2018年10月7日撮影。日比谷公園付近から。手前は日比谷濠です。
この角度から見ると外観は薄い黄色です。
日比谷通りを北上します。
帝国劇場の奥にそびえています。
地上30階、地下4階、高さ140m(最高150m)。
南西側から。
西側から。
「明治安田生命ビル」(地上30階・高さ147m)と「丸の内二重橋ビルディング」。
「明治安田生命ビル」。手前の洋館は1934年(昭和9年)に竣工した「明治生命館」です。国の重要文化財に指定されています。戦後、アメリカ極東空軍司令部として接収されたことでも知られています。
南側を望むと、日比谷濠の向こうに「東京ミッドタウン日比谷」(地上35階・高さ191.46m)がそびえていました。
丸の内二重橋ビルディングは、富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビルの跡地に誕生しました。
北西側から。手前は馬場先門交差点です。
地下2階から地上6階に「東京商工会議所」が区分所有するエリアがあります。
最大収容人員500名の「東商グランドホール」や貸会議室(全8室)は5階に設けられています。
事務局は5階・6階で執務を行います。
「東京商工会議所」は、2018年11月26日に当ビルで業務を開始する予定です。
◆東京商工会議所2018年7月27日付ニュースリリース(PDF)は→こちら
中央右に「東京商工会議所」のサインが見えます。
北側から。オフィスロビーはビル中央付近に設けられています。
北東側から。手前は馬場先通り。
その低層部。
その左手。「新東京ビル」です。1963年竣工なので、築55年です。近い将来、超高層ビルに建て替えられるのでしょうか。
東側から。 地下1階から地上2階に誕生する商業ゾーンが「二重橋スクエア」です。 25店舗で構成します。
丸の内仲通りに面して10店舗が並びます。
飲食が3店舗、物販が7店舗です。
そのほか地下1階に13店舗(飲食12・サービス1)、2階に2店舗(飲食2)が設けられます。
「二重橋スクエア」は、2018年11月8日に開業する予定です。
◆三菱地所2018年8月8日付ニュースリリース(PDF)は→こちら
案内板がありました。1階の配置がわかります。写真クリックで拡大画像を表示。(ちょっとぼけています)
丸の内仲通り側(東)のビル入口。
南東側から。
その右手。外構工事が進められていました。
左手。ビル南側の様子。
南側から。
その低層部。
「東京會舘」のエントランスの工事が行われていました。
「東京會舘」は、レストラン8店舗(うち新規2店)、バンケットルーム13(貴賓室含む)、結婚式場(チャペル・神前)などを、地下1階~地上4階および7階で展開します。
3階のメインバンケット「ローズルーム」は約1800名の立食パーティにも対応します。
「東京會舘」は、2019年1月8日に開場する予定です。
◆東京會舘2018年5月23日付ニュースリリース(PDF)は→こちら
南西側から見上げました。
日比谷通り側(西)の様子。
日比谷通り側ビル入口。「丸の内二重橋ビルディング」は、2018年10月15日に竣工する予定です。