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    気象庁・港区立教育センター


    気象庁・港区立教育センターは、国土交通省関東地方整備局と東京都港区がPFI事業(BTO方式)により虎ノ門3丁目に整備した地上14階、地下2階、高さ81.29m、延べ面積42,783㎡の複合ビルです。 事業主体は鞆絵サイエンスパートナーズ、設計は大成建設・梓設計JV、施工は大成建設。 2020年2月29日に竣工し、港区立教育センターは同年4月1日に開館しました。 併設する港区立みなと科学館は同年6月15日に全館開業し、気象科学館は同年7月1日に移転開業しています。 気象庁は同年11月に移転入居しました。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    2020年9月9日撮影


    事業主体である「鞆絵(ともえ)サイエンスパートナーズ」の構成員は、大成建設、梓設計、東急コミュニティー、大成有楽不動産、日比谷アメニスの5社、協力会社はニッコクトラストです。 PFI手法(BTO方式)による施設の設計、施工、維持管理、運営を行います。

    ※PFI(Private Finance Initiative)とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して、事業コストの削減、より質の高い公共サービスの提供を目指す手法。 (国土交通省関東地方整備局HPより)

    ※BTO(Build,Transfer and Operate)とは、PFIの事業方式の一つで、民間事業者が自らの資金で対象施設を建設し(Build)、完成後すぐに公共に所有権を移転するが(Transfer)、維持運営は民間で行う(Operate)形式のこと。 (実務家のための専門知識・情報サイトより)



    概要

    名 称気象庁・港区立教育センター
    計画名気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター
    所在地東京都港区虎ノ門3丁目33、34、35番(地番)
    東京都港区虎ノ門3丁目6-9(住居表示)
    最寄駅東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
    建築主 発注者:国土交通省関東地方整備局・気象庁
    事業者:鞆絵サイエンスパートナーズ株式会社
    設 計大成建設・梓設計共同企業体
    監 理株式会社梓設計
    施 工大成建設株式会社
    用 途庁舎、博物館、図書館、駐車場
    敷地面積5,515.45㎡
    建築面積2,724.41㎡
    延床面積42,783.46㎡
    構 造鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(1階床下中間免震構造)
    基礎工法直接基礎
    階 数地上14階、地下2階
    高 さ81.29m(軒高64.85m)
    着 工2017年4月17日
    竣 工2020年2月29日
    開 業 港区立教育センター:2020年4月1日
    港区立みなと科学館:2020年6月15日(全館開業)
    気象科学館:2020年7月1日(大手町から移転開業)
    気象庁:2020年11月(大手町から移転)
    備 考 2009年04月03日:実施方針の公表
    2009年06月05日:特定事業の選定
    2009年08月07日:民間事業者の選定
    2010年02月26日:事業契約締結
    2017年04月17日:着工
    2020年02月29日:竣工
    2030年03月31日:事業終了予定

    最終更新日:2021年9月23日



    地図

    建設地は港区立鞆絵小学校跡地です。 最寄駅は東京メトロ日比谷線「神谷町駅」や「虎ノ門ヒルズ駅」です。



    2020年9月撮影

    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    2020年9月9日撮影。北西側から見ています。2020年2月29日に竣工しています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    正式名は「気象庁」及び「港区立教育センター」です。 気象庁が2020年11月に千代田区大手町から完全移転すれば「気象庁虎ノ門庁舎」と呼ばれることも無くなるでしょう。 写真クリックで拡大画像を表示。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    北側から。 もう一方の「港区立教育センター」は2020年4月1日に開館しています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    北東側から。「港区立教育センター」では、教育相談、教職員の研修、学校教育情報センタ-としての機能の充実(研究報告書・研究紀要等の様々な情報提供)、教科書の展示・公開を行ってます。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    東側から。「港区立みなと科学館」は、新型コロナウイルスの影響で2か月半ほど遅れ、2020年6月15日に全館オープンしています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    南東側から。大手町の気象庁にあった「気象科学館」は、2020年7月1日に新しい施設となり開業しています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    1階に「港区立みなと科学館」の常設展示コーナーや実験室、多目的ロビー、2階に「港区立みなと科学館」のプラネタリウムと「気象科学館」を配置しています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    「港区立みなと科学館」の案内板です。写真クリックで拡大画像を表示。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    「港区立みなと科学館」の入口付近の様子。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    プラネタリウムは、ドーム直径15mを持ち、座席は121席を備えます。 最新鋭の光学式投影機「オルフェウス/ORPHEUS」と4Kデジタル式プラネタリウムを設置しています。 2020年9月24日の時点では、感染症防止対策のため、席数を減らして運用中でした。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    その右手。施設東側の様子です。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    左手。施設南側の様子です。お隣りの「東京ワールドゲート 神谷町トラストタワー」(地上38階・高さ179.95m)との間に新しい道路が新設されています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    施設の案内板です。写真クリックで拡大画像を表示。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    公開空地の案内板です。写真クリックで拡大画像を表示。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    施設の周囲にはベンチも設置されました。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    新設道路の様子。「The Okura Tokyo」(旧:ホテルオークラ東京)方面と結ばれました。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    南側から。「港区立みなと科学館」と「気象科学館」はプラネタリウム以外は無料です。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    南西側から。プラネタリウム観覧料は、大人600円、小学生・中学生・高校生100円です。年間利用券は大人2,000円、小学生・中学生・高校生300円になります。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    西側から。「港区立みなと科学館」と「気象科学館」は、2020年9月24日の時点では、感染拡大防止のため電話予約による入替制となっています。




    気象庁虎ノ門庁舎、港区立教育センター

    最後は「気象庁虎ノ門庁舎/港区立教育センター」と「東京ワールドゲート 神谷町トラストタワー」。


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