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    川崎市新本庁舎


    川崎市は、旧本庁舎跡地(川崎区宮本町)に地上25階、地下2階、高さ111.62m、延べ面積62,356㎡の新本庁舎を整備しました。 設計は久米設計、施工は大成建設。 2023年6月19日に竣工し、10月10日より順次業務を開始しました。




    川崎市新本庁舎

    2023年11月3日撮影。南東側より。2024年7月までには全ての移転が完了する予定です。



    土地利用の計画図

    川崎市新本庁舎

    現地にて撮影。 新本庁舎完成後に第2庁舎を解体し、その跡地に広場を整備します。 第2庁舎跡地広場は2025年2月に完成する予定です。



    概要

    名 称川崎市新本庁舎
    所在地神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地(住居表示)
    最寄駅京浜急行「京急川崎」駅、JR「川崎」駅
    建築主川崎市
    設計監理株式会社 久米設計
    施 工 [超高層棟]
    建築工事……………………大成建設株式会社
    電気その他設備工事………関電工・協和・京急電機 共同企業体
    空気調和設備工事…………新菱・川本・明和 共同企業体
    衛生設備工事………………大成温・須賀・京急 共同企業体
    昇降機設備工事……………東芝エレベータ株式会社

    [復元棟]
    建築工事……………………株式会社小川組
    用 途庁舎(事務所)、駐車場
    区域面積7,833.28㎡
    敷地面積6,002.11㎡
    建築面積4,357.79㎡
    延床面積62,356.11㎡(復元棟除く:60,320.09㎡)
    構 造鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(中間階免震構造)
    基礎工法場所打杭
    階 数地上25階+免震層、地下2階、塔屋1階
    高 さ111.62m(最高116.87m)
    着 工2020年5月1日
    竣 工新本庁舎:2023年6月19日/第2庁舎跡地広場:2025年2月予定

    最終更新日:2024年8月24日



    地図

    旧本庁舎は1938年(昭和13年)に竣工しました。 竣工当時は本館が地上3階、東館が地上2階でした。 その後、本館が地上4階、東館が地上3階に増築されています。 旧本庁舎は耐震性の問題から2016年2月5日をもって閉鎖され、その後解体されました。 新本庁舎まで京急川崎駅中央口から約400m、JR川崎駅から約600mです。



    2023年11月撮影

    川崎市新本庁舎

    2023年11月3・19日撮影。2023年6月19日に竣工した新本庁舎を南西側より見ています。




    川崎市新本庁舎

    その左手。市役所第2庁舎(地上8階、1961年竣工)があります。これから解体され広場になります。撮影時は引越し作業を行っていました。




    川崎市新本庁舎

    南側より見た新本庁舎。地上25階、地下2階、高さ111.62mです。




    川崎市新本庁舎

    南東側より。 25階建ての超高層棟の手前に3階建ての復元棟を整備しています。 復元棟は旧本庁舎の時計塔や玄関など外観の一部を取り入れています。




    川崎市新本庁舎

    復元棟と超高層棟。 超高層棟1~3階及び復元棟を半屋外のアトリウムと回廊デッキで接続し、情報プラザやカフェ、コンビニ、研修・大会議室、屋上庭園等を配置しています。




    川崎市新本庁舎

    東側より見た復元棟。時計塔がシンボルです。




    川崎市新本庁舎

    その右手。超高層棟。




    川崎市新本庁舎

    東側より。 地震に備えて、3階と4階の間に免震層を配置した中間免震構造を採用しています。4~5階は機械室になります。




    川崎市新本庁舎

    北東側より。 超高層棟6~21階に行政機能、22~24階に議会機能を配置。24階には傍聴ロビーも設けています。




    川崎市新本庁舎

    北側より。 25階には展望ロビーやスカイデッキを設け、その上にはヘリコプターの緊急離発着場を整備しています。




    川崎市新本庁舎

    北西側より。 2023年10月10日から順次業務を開始しています。




    川崎市新本庁舎

    西側より。 2023年11月6日からは市長・議会・危機管理フロア等、2024年2月には本庁舎の全てのフロアで業務を開始する予定です。




    川崎市新本庁舎

    南西側より。 2024年7月までには、複数の民間ビル等に分散している事務室を本庁舎・第3庁舎・川崎御幸ビルの3つのビルに集約し、全ての移転が完了する予定です。




    川崎市新本庁舎

    その右手。建物の南側は広々としています。




    川崎市新本庁舎

    南西側より見た全景。 25階にある展望フロア・スカイデッキは2023年11月6日から一般開放されています。 見学可能時間は年末年始を除く9時~21時(土日祝日を含む)です。




    川崎市新本庁舎

    超高層棟。




    川崎市新本庁舎

    復元棟。




    川崎市新本庁舎

    銘板です。中国語では「川崎市政府」ですね。写真クリックで拡大画像を表示。




    川崎市新本庁舎

    メインエントランス。




    川崎市新本庁舎

    南側より見た超高層棟。 大成有楽不動産が「川崎市役所本庁舎及び第3庁舎設備運転管理等業務」を受託し、2023年4月から管理を開始しています。 ニュースリリースは→こちら




    川崎市新本庁舎

    その左手。左の建物が第2庁舎です。




    川崎市新本庁舎

    右手。時計塔方面。




    川崎市新本庁舎

    左は公開空地標示板等、右は緑化地等標示板等です。写真クリックで拡大画像を表示。




    川崎市新本庁舎の建築計画のお知らせ

    建築計画のお知らせが第2庁舎の外壁に掲示してありました。第2庁舎跡地広場は2025年2月に完成予定です。写真クリックで拡大画像を表示。




    川崎市新本庁舎

    完成イメージも掲示してありました。第2庁舎跡地広場は左下に描かれています。




    川崎市新本庁舎

    無料の展望フロアに移動しました。360度の眺望が楽しめます。




    川崎市新本庁舎

    展望フロアより見た市役所第3庁舎(地上18階、高さ80m、1993年竣工)です。




    川崎市新本庁舎

    JR川崎駅方面を見ています。




    川崎市新本庁舎

    富士山も見えました。




    川崎市新本庁舎

    新川崎駅や武蔵小杉駅方面を見ています。




    川崎市新本庁舎

    新川崎駅付近のビル群。




    川崎市新本庁舎

    武蔵小杉駅付近のビル群。




    川崎市新本庁舎

    京急川崎駅方面を見ています。




    川崎市新本庁舎

    北側を見ています。多摩川の先は東京です。




    川崎市新本庁舎

    東京方面です。右奥に東京スカイツリーが見えます。




    川崎市新本庁舎

    東京都心部方面です。麻布台ヒルズ森JPタワーや東京タワーがひときわ高いのがわかります。


    《過去の写真はこちら》