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    (仮称)大阪マルビル建替プロジェクト


    大和ハウス工業は2024年11月19日、「(仮称)大阪マルビル建替プロジェクト」を本格始動すると発表しました。 新ビルは地上40階、地下4階、高さ約192m、延べ面積約74,000㎡を想定。 展望スペース、ミュージアム、2つのホテル(約280室)、イノベーションオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設などで構成します。 設計は日建設計・フジタJV、施工はフジタ(予定)。 2025年冬に着工する予定で、2030年の開業を目指しています。



    完成イメージ

    (仮称)大阪マルビル建替プロジェクト

    [以下2枚、大和ハウス工業2024年11月19日付ニュースリリースより引用]

    新ビルは「大阪マルビル」の形状を継承しますが、建物の構成を単一の「マル」ではなく、多重に積層する「マル」で表現。 半屋外の屋根下空間「ピロティ」及び「球体アトリウム」を設け、地下街「ディアモール大阪」と接続します。 旧ビルの「回る電光掲示板」は継承に向け、検討するとしています。



    施設構成

    (仮称)大阪マルビル建替プロジェクト

    ホテルは、ラグジュアリーホテルや都市型ホテルを誘致し、2種類のホテルで総客室数約280室を予定。 また、イノベーションオフィスとしては、世界トップクラスのイノベーション拠点を形成する計画です。 コンサートホール・舞台では、クラシックコンサートを主にしながら、舞台・客席の規模を変更できる設備を採用することで、多目的での芸術体験ができる空間を目指しています。



    概要

    計画名(仮称)大阪マルビル建替プロジェクト
    所在地大阪府大阪市北区梅田1丁目9-20(現住所)
    最寄駅JR大阪駅ほか
    建築主大和ハウス工業株式会社、株式会社大阪マルビル
    設 計日建設計・フジタ設計共同体
    施 工株式会社フジタ(予定)
    用 途展望スペース、ミュージアム、ホテル、イノベーションオフィス、コンサートホール・舞台、商業施設など
    敷地面積約3,246㎡
    建築面積
    延床面積約74,000㎡
    構 造地上:鉄骨造/地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
    階 数地上40階、地下4階
    高 さ約192m
    着 工2025年冬(解体工事2023年夏~2024年9月)
    竣 工2030年春予定
    備 考 大和ハウス工業2024年11月19日付ニュースリリース(本格始動)は→こちら

    最終更新日:2024年11月19日



    地図

    建設地までJR大阪駅より徒歩3分ほどです。



    「大阪マルビル」について

    大阪マルビル建替計画

    2013年に撮影した「大阪マルビル」です。 地上30階、地下4階、高さ123.92m、延べ面積41,269㎡でした。 1976年3月31日に竣工し、4月16日に開業しています。 2022年5月の時点では「大阪第一ホテル」(460室)のほか、テナント35店舗が入っていました。 設計・施工はフジタ工業(現・フジタ)が担当しています。

    「大阪第一ホテル」は2023年3月末に営業を終了し、「大阪マルビル」は2023年5月末に閉館。2024年9月に解体を終えています。 2025年の大阪・関西万博開催期間中は、シャトルバスのバスターミナルとして活用されます。