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    東京消防庁新本部庁舎


    東京消防庁は2024年3月29日、新本部庁舎整備に関する情報を公表しました。 新本部庁舎の想定規模は地上22階、地上3階、高さ約100m(鉄塔込み約185m)、延べ面積約63,000㎡。 建設地は千代田区大手町1丁目。気象庁跡地の一部です。 2028年度に着工し、2032年度に竣工する予定で、2032年度末の移転・運用開始を目指しています。



    完成イメージ

    東京消防庁新本部庁舎

    [以下図面、東京消防庁HPより引用]

    地震に備えて免震構造を採用し、屋上にはヘリポートを設置します。 建設関連費は約800億円を見込んでいます。



    主な階構成

    東京消防庁新本部庁舎

    低層階には、災害活動上、緊急性の高い丸の内消防署のほか、地域活性化用途として、来庁者や一般利用が可能な商業施設(飲食店・物品販売店)や防災施設(救命講習会場・防災体験施設等)など、都民に開かれた施設を検討。 中・高層階には、事務室等を配置し、地下は、主に駐車場、資機材庫、文書庫等の配置を検討しています。



    位置図

    東京消防庁新本部庁舎

    現在の本部庁舎の北側に位置する気象庁跡地の一部の敷地に建設を予定しています。



    概要

    名 称東京消防庁新本部庁舎
    所在地東京都千代田区大手町1丁目7番28の一部
    最寄駅竹橋駅、大手町駅
    建築主東京消防庁
    設 計
    施 工
    用 途事務所、消防署、商業施設、防災施設、駐車場
    敷地面積最大5,300㎡程度
    建築面積
    延床面積約63,000㎡
    構 造未定(免震構造)
    階 数地上22階、地下3階
    高 さ100m程度(鉄塔を含む高さ:185m程度)
    着 工2028年度予定
    竣 工2032年度予定
    運用開始2032年度末予定

    最終更新日:2024年4月2日



    地図

    建設地には東京メトロ東西線の竹橋駅がもっとも近いです。



    2021年12月撮影

    東京消防庁新本部庁舎

    南西側より見た現在の「東京消防庁本部庁舎」。見切れていますが、右側に「丸の内消防署」があります。




    東京消防庁新本部庁舎

    北西側より遠望しています。「東京消防庁本部庁舎」の規模は地上14階、地下3階、高さ61.5m(鉄塔込み119m)、延べ面積30,679㎡(丸の内消防署含む)です。1976年3月に竣工しています。




    東京消防庁新本部庁舎

    白亜の建物が輝いています。左端に「旧気象庁庁舎」が見えます。




    東京消防庁新本部庁舎

    南西側より見た「旧気象庁庁舎」です。気象庁は2020年11月に港区虎ノ門3丁目に移転しています。移転1年後の姿になります。この跡地の一部に「東京消防庁新本部庁舎」が建設されます。