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BASEGATE横浜関内
三井不動産、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾートの8社は2024年11月13日、横浜市旧市庁舎街区活用事業の街区名称を「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」に決定したと発表しました。
本事業では関内駅前に地上33階、地下1階、高さ169mのタワー棟などを整備します。総延べ面積は約128,500㎡。
設計・施工はタワー棟を鹿島建設、それ以外を竹中工務店が担当。
2025年12月に竣工する予定で、2026年春のグランドオープンを目指しています。
完成イメージ
[以下3枚、2024年11月13日付ニュースリリースより引用]
JR関内駅側上空から見ています。 右側に見える横浜スタジアムとはデッキで結ばれます。
全体概要
タワー棟のほか、ザ レガシー(旧横浜市庁舎行政棟)、スタジアムサイドテラス(店舗)、ザ ライブ(ライブビューイング施設、店舗)、ビジターフロント(観光案内所)、グリーンウォークテラス(店舗)、セントラルプラザ(駅前広場)で構成します。
配置図
左上が北です。
赤い点線はデッキ動線を示しています。
8階建ての旧横浜市庁舎行政棟は保存活用され、都市観光ホテル「OMO(おも)7横浜 by 星野リゾート」(客室約280室)に生まれ変わります。
本ホテルは、旭川・大阪・高知に次ぐ4か所目の「OMO7」となります。
「スタジアムサイドテラス」、「ザ レガシー」の商業エリアの一角に、さまざまなジャンルの人気店が全国から集う、国内最大級の小割飲食ゾーンが誕生します。
公募により決定した個性ある34店舗が出店予定です。
現地の様子
2024年5月3日撮影。北西側より見た建設地。
タワー棟1~5階にDeNAのエデュテインメント施設「Wonderia(ワンダリア)」及び商業店舗、6~8階にウェルネスセンターや新産業創造拠点、11~33階にオフィスや大学を配置する計画です。
南立面図
JR関内駅側の立面図です。
「Wonderia(ワンダリア)」では、プロジェクションマッピングなどの技術によって作られた没入感のある空間を楽しみながら、絶景や未知の生物に出会うことができるそうです。
また、横浜DeNAベイスターズのライブビューイングアリーナ「THE LIVE」には幅約18m、高さ約8mの大型LEDビジョンと高性能の音響設備が設置され、野球を始めとした様々なスポーツの試合や音楽ライブ等のエンターテインメントコンテンツに熱狂しながら飲食を楽しめるとのことです。
北立面図
北東側の立面図です。
タワー棟6階には、一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATION(ステラ・サイエンス・ファウンデーション)と三井不動産が連携し、ライフサイエンス領域で革新的な発明(インベンション)を生み出し、社会実装(イノベーション)へと繋げる横浜市最大級の「新産業創造拠点」が誕生する予定です。
オフィスフロアの玄関口となる11階スカイロビーフロアには、ラウンジ、コワーキングやシェアオフィスを含む、イノベーション促進施設を整備する計画です。
タワー棟12階~33階のオフィスフロアは、関内エリア最大級のフロアプレートを有しており、1フロア2,000㎡超、天井高2.8m、奥行き最大約18mの整形無柱空間により、自由度が高く、効率的なオフィスレイアウトを実現する予定です。
配置図
左上が北になります。 国土交通省は2022年7月29日、国土交通大臣が(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置の支援を受けることができます。 報道発表資料は→こちら
概要
名 称 | BASEGATE横浜関内 |
---|---|
ホテル名 | OMO(おも)7横浜 by 星野リゾート |
計画名 | (仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事 |
事業名 | 横浜市旧市庁舎街区活用事業 |
所在地 | 神奈川県横浜市中区港町1丁目1-1ほか(地番) |
最寄駅 | JR根岸線「関内」駅 徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅 徒歩1分 |
建築主 |
三井不動産(株)(代表企業) 鹿島建設(株) 京浜急行電鉄(株) 第一生命保険(株) (株)竹中工務店 (株)ディー・エヌ・エー 東急(株) |
設 計 | 鹿島建設(株)、(株)竹中工務店 |
施 工 | 鹿島建設(株)、(株)竹中工務店 |
デザイン |
(株)ランドスケープ・プラス(ランドスケープデザイン) Degins JP(株)(商環境デザイン) |
用 途 |
【タワー棟】オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業 【ザ レガシー(旧市庁舎行政棟)】ホテル、商業 【ザ ライブ】ライブビューイング施設、商業 【グリーンウォークテラス】商業 【スタジアムサイドテラス】商業 【ビジターフロント】観光案内所 |
敷地面積 | 16,523㎡ |
建築面積 | 10,439㎡ |
延床面積 | 128,567㎡ |
構 造 | 鉄筋造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階 数 | 地上33階、地下1階 |
高 さ | 166.78m(169m) |
着 工 | 2022年7月 |
竣 工 | 2025年12月予定 |
開 業 | 2026年春グランドオープン予定 |
備 考 |
◆借地期間:運営期間70年間+開業前工事期間+事業終了後工事期間(合計78年間を想定) ◆ホテル事業者:(株)関内ホテルマネジメント((株)星野リゾート全額出資子会社) ◆2020年1月30日付ニュースリリースは→こちら ◆2022年7月12日付ニュースリリース(着工)は→こちら ◆2024年11月13日付ニュースリリース(名称決定)は→こちら ◆国土交通省2022年7月29日付報道資料は→こちら |
最終更新日:2024年11月13日
地図
建設地はJR関内駅の目の前です。近くには地下鉄・関内駅もあります。
2024年5月3日撮影
①の地点よりスタートします。
①の地点より見たJR関内駅。
その向かい側。木立の奥にタワー棟が建ち上がっていました。
その左手。こちらに進みます。
少し進んだ地点より見た建設地。手前には駅前広場や「ライブビューイングアリーナ」が出現します。
「ライブビューイングアリーナ」は、大迫力のスクリーンと高性能の音響設備を擁し、様々なスポーツのライブビューイングを楽しめるだけでなく、音楽や飲食等も一緒に楽しめる新たなエンターテインメント空間だそうです。
②の地点に移動しました。
②の地点より見た建設地。手前に商業店舗「くすのきテラス」が建ちます。
その右手。JR関内駅方面。
左手。左側では「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」が進行中です。地上30階、高さ約170mの超高層ビルが建つ予定です。詳細は→こちら
本題のタワー棟は6階くらいまで建ち上がっているでしょうか。これから33階、高さ169mまで成長します。
その右手。旧市庁舎行政棟が見えます。
北西側より見たタワー棟。 3~5階にはエデュテインメント施設を計画しています。 遊びとテクノロジーの融合で、楽しみながら心と身体の成長をサポートする新しい体験型施設が出現します。
6~8階は新産業創造拠点やウェルスセンターになります。
③の地点に移動しました。
③の地点より見た建設地。タワー棟11~33階にはオフィスや大学が入ります。基準階は、1フロア2,000㎡超、天井高2,800mm、奥行き最大約18mの整形無柱空間となります。
11階のスカイロビーにはラウンジを計画しています。
その右手。
左手。尾上町通り。こちらに進みます。
北側より。
北東側より。
④の地点に移動しました。
④の地点より見た建設地。手前はハマスタ入口交差点です。
その右手。尾上町通り。
左手。みなと大通り。このあたりに横浜スタジアムと建設地を結ぶデッキが新設されます。
旧市庁舎行政棟の1~2階が商業施設、3~8階が星野リゾートが運営する客室約280室の都市観光ホテルになります。カフェやレストランなども併設します。
ホテル名は「OMO7(おもせぶん)横浜 by 星野リゾート(仮称)」。OMOブランドとしては横浜初進出となります。
⑤の地点に移動しました。
⑤の地点より見た旧市庁舎行政棟。その手前には「みなとテラス」が新設されます。
その右手。横浜スタジアムです。
左手。頭上はJR根岸線です。
現地の案内です。34の店舗が集結した小型飲食店ゾーンが誕生するようです。写真クリックで拡大画像を表示。
上図の左側を拡大しました。小型飲食店ゾーンの名称は「KANNAIバル街区(仮称)」です。写真クリックで拡大画像を表示。
上図の一部を拡大しました。「KANNAIバル街区(仮称)」は旧市庁舎行政棟と「みなとテラス」に設けられます。2026年春にオープンする予定です。写真クリックで拡大画像を表示。
「(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事」の建築計画のお知らせ。高さは169mです。写真クリックで拡大画像を表示。
建築主の7社です。
「都市景観形成行為のお知らせ」。こちらでは高さ166.78mです。写真クリックで拡大画像を表示。