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    新宿駅西口地区開発計画


    小田急電鉄、東京メトロ、東急不動産の3社は、東京都新宿区の小田急百貨店などの跡地に地上48階、地下5階、高さ258.15m(最高258.15m)、延べ面積279,057㎡の超高層複合ビルを新設します。 低層部に商業機能、中高層部にハイグレードなオフィス機能を入れます。 設計は日本設計・大成建設JV、施工は大成建設。 2024年5月9日に着工しました。 2030年3月末に竣工する予定です。

    国土交通省は2024年6月6日、国土交通大臣が新宿駅西口地区開発計画を優良な民間都市再生事業計画として認定したと発表しました。 これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。 報道発表資料は→こちら



    完成イメージ

    新宿駅西口地区開発計画

    [以下3枚、2024年3月25日付ニュースリリース(PDF)より引用]

    西側から見ています。 小田急百貨店、モザイク通り、新宿ミロード本館の順に解体し、並行して新築工事を進めます。



    配置図

    新宿駅西口地区開発計画

    左が北です。 小田急電鉄が単独で開発するB区には、地上8階、地下2階、高さ約50m、延べ面積約28,000㎡の駅施設併設の商業ビルを建設します。 2024年3月以降に順次着工し、2029年度に竣工する予定です。



    用途断面図

    新宿駅西口地区開発計画

    西側から見ています。 オフィス機能と商業機能の中間フロアには、来街者と企業等の交流を促すビジネス創発機能を導入します。 また、低層部にはビジネス創発の情報や新宿をはじめとした小田急沿線、東京メトロ沿線等の情報を発信する機能を設けます。



    現地の様子

    新宿駅西口地区開発計画

    2024年2月17日撮影。既存建物を解体していました。 小田急電鉄は2024年2月8日、東急不動産が共同事業者として正式に参画すると発表しています。



    概要(全体)

    名 称新宿駅西口地区開発計画
    所在地東京都新宿区西新宿1丁目1-4ほか、新宿3丁目1000-4ほか
    最寄駅新宿駅
    建築主小田急電鉄株式会社、東京地下鉄株式会社、東急不動産株式会社
    設 計日本設計・大成建設設計共同体
    施 工大成建設株式会社
    用 途商業、業務、駅施設
    敷地面積15,718.96㎡
    建築面積15,630.20㎡
    延床面積279,057.38㎡
    構 造鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)
    基礎工法パイルドラフト基礎(地中連続壁・杭と直接基礎の併用基礎)
    階 数地上48階、地下5階、塔屋1階
    高 さ258.15m(最高258.15m)
    着 工2024年5月9日(解体着手:2022年10月3日)
    竣 工2030年3月31日予定
    備 考 ◆A区
    事業主体:小田急電鉄、東京地下鉄、東急不動産
    敷地面積:約8,060㎡
    延床面積:約251,000㎡
    主要用途:商業、業務、駅施設等
    階  数:地上48階、地下5階
    最高高さ:約260m
    解体着工:2022年10月
    新築着工:2024年3月
    新築竣工:2029年度予定

    ◆B区
    事業主体:小田急電鉄
    敷地面積:約7,660㎡
    延床面積:約28,000㎡
    主要用途:商業、駅施設等
    階  数:地上8階、地下2階
    最高高さ:約50m
    解体着工:2023年4月以降、順次
    新築着工:2024年3月以降予定
    新築竣工:2029年度予定

    ◆2022年2月09日付ニュースリリース(共同事業者について/PDF)は→こちら
    ◆2022年9月29日付ニュースリリース(既存建物解体着手/PDF)は→こちら
    ◆2024年2月08日付ニュースリリース(東急不動産参画/PDF)は→こちら
    ◆2024年3月25日付ニュースリリース(着工/PDF)は→こちら

    最終更新日:2024年3月25日



    地図

    小田急電鉄・新宿駅の駅機能については現状のまま維持されます。新宿区でもっとも高層のビルが誕生することになります。



    2024年2月17日撮影

    新宿駅西口地区開発計画

    [地理院地図(国土地理院)をもとに作成]

    ①の地点よりスタートします。




    新宿駅西口地区開発計画

    ①の地点より見た解体中の「小田急百貨店新宿店」。右は「京王百貨店新宿店」です。




    新宿駅西口地区開発計画

    地上14階、地下3階、高さ59.05m、延べ面積76,739㎡の「小田急百貨店新宿店本館」は、東京メトロが所有する「新宿地下鉄ビルデイング」と小田急電鉄が所有する「新宿駅西口本屋ビル」で構成していました。




    新宿駅西口地区開発計画

    解体工事は大成建設が進めています。




    新宿駅西口地区開発計画

    「小田急百貨店」と「小田急ハルク」を結んでいた歩行者デッキも解体されていました。




    新宿駅西口地区開発計画

    ②の地点に移動しました。




    新宿駅西口地区開発計画

    ②の地点より見た解体中の「小田急百貨店」。




    新宿駅西口地区開発計画

    その右手。




    新宿駅西口地区開発計画

    左手。




    新宿駅西口地区開発計画

    「小田急ハルク」前の歩行者デッキに上がりました。閉鎖部分の様子です。




    新宿駅西口地区開発計画

    その右手。ここに新宿でもっとも高い地上48階、地下5階、高さ258.15m(最高258.15m)の超高層ビルが出現します。




    新宿駅西口地区開発計画

    その右手。駅前広場の様子です。




    新宿駅西口地区開発計画

    ③の地点に移動しました。




    新宿駅西口地区開発計画

    ③の地点より見た「小田急ハルク」。「小田急百貨店」や「ビックカメラ」などが入る複合商業施設です。




    新宿駅西口地区開発計画

    その右手。本題の建設地方面です。




    新宿駅西口地区開発計画

    その右手。中央左の「京王百貨店新宿店」にも再開発構想があります。




    新宿駅西口地区開発計画

    ③の地点に移動しました。




    新宿駅西口地区開発計画

    ④の地点より見た建設地。2024年3月下旬に着工し、2029年9月下旬に竣工する予定です。




    新宿駅西口地区開発計画の建築計画のお知らせ

    「新宿駅西口地区開発計画」の建築計画のお知らせ。前回撮影時に「2024年1月上旬」だった着工予定が「2024年3月下旬」に変更されていました。写真クリックで拡大画像を表示。


    《過去の写真はこちら》